常磐道・守谷サービスエリアのトイレのプロジェクトが竣工を迎えました。
環境整備のポイントは柔らかい間接の光で空間を仕上げることです。
トイレ設計の第1人者、小林純子さん率いる設計組織ゴンドラといろいろと議論し絞り込んだ重要なテーマでした。
基準照度や汚れへの対応など諸問題をクリアして出来上がったトイレ空間は、
天井が照明器具から開放され光自体が適切に広がることで優しい雰囲気になっています。
フォーカスすべき場所にも間接の光が十分に作用し、機能的でかつ優しい光が省エネにも貢献しています。
3Kと言われたトイレは昔のこと。
今やトイレが快適でなければその施設に人が寄りつかないとまで言われています。
トイレは用を足す場であることは勿論ですが、多様性が求められている新しい場に変わりつつあります。