2017年12月15日、小田急新宿駅地下1階の改札内のトイレがリニューアルされました。設計はトイレ設計の第一人者の『設計事務所ゴンドラ』です。
箱根の奥座敷を新宿にもってきたような「駅の喧噪の中、ひととき安らぎを感じる場所としてのトイレ」というコンセプトどおりの空間になっています。照明は季節と時間に応じて色温度を変化させています。日中の活発的な色温度の高い設定と夕方以降の落ち着いた色温度の低い設定に加え、箱根の気候を題材に春秋は日本らしく過ごしやすい自然、夏は山の清涼感、冬は温泉のぬくもりを感じてもらうような色温度の設定をしました。もてなしの光のつまったトイレとなっています。竣工写真はホームページにアップする予定です。大岡直美