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グラントウキョウ

年度が改まったこの四月からグラントウキョウの外観照明が再開されました。今年の初秋には中央の駅施設が完成する予定であり、八重洲側も整いつつあります。丸の内駅舎の歴史的な表情とコントラストをなす風を孕んだ帆のような外観がもうすぐお目見えします。

さて、再開したノースタワー・サウスタワーの外観照明の説明を少し。

建物頂部は内壁の乳白ガラスを白色系の投光器で、外壁の透明ガラスにはLED(カラー)ユニットがグリッドを構成しています。また高層棟にはバーティカルライトとネーミングしたLEDユニットが積層するフロアを象徴しています。

照明の運用にはことさら工夫が施されています。

年間ソーラータイマーにより点灯開始時間を制御し、夕刻から深夜までを三つの点灯パターンで運用しています。夜間の照明はエネルギー負荷の点で大きな負担にはなりませんが、街や人の営みと連携した光の量のコントロールが大切であると考え、徐々に光量を減ずる制御をかけています。

この通常運用のほか、イベントに対応できる演出プログラムも組み込まれており、年間を通じて活用されています。

tomita

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