公園で光実験

昨年末、某公園の光実験に参加しました。
公園の特徴である高架橋脚に対して、どんな光がふさわしいかを現場で検証します。
写真はその過程の一部です。
1.太陽光での様子(左)
2.最も広い面に光をあてる場合(中央)
3.高架下に光をまわす場合(右)

光の在り方を変えることで空間の表情は大きく変わります。
暗がりになりやすい高架下に光をともすことで、
形態の特徴を活かし、安心感のある場に変わることがわかりました。
また、同時に検討課題も浮き彫りとなり、
参加された方々と共通認識を持つことができました。

夜の公園の在り方を考えることは、光の在り方を考えることと同意です。
都内だけでも約6000カ所もある公園ですが、
味気ないものが多いのが現状です。
それぞれの場所の魅力を最大限に引き出す光があれば、
夜の公園はその使われ方、周囲の建物との関係など、
人と街との素敵な関係を紡ぐ存在になれるのでは…
そんな可能性について考えを巡らせました。

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南雲祐人

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